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はじめに
自然の恵みを生かす家造りの基本は、太陽の日や季節ごとの風、土地の景観を巧く家の中に取り込むことです。身近な自然の恵みを有効に活用することは、自然環境や地球温暖化を抑える環境保護の重要な第一歩であると思います。そのためには、家族の成長と生活に伴って対応出来る家造りにすることです。建替えずに済みかつ、構造をシンプルにすることで丈夫で長持ちする家になります。
愛着を持って長く住みこなす家は、後から価値が上がるものです。現在の日本では、30年経過すると家の価値は0に等しく、諸外国では30年、50年から価値が上がります。山の木が木材として使えるまでに育つには少なくとも50〜60年かかります。その年月よりも長く住んで頂くことで、自然と調和し家族と共に住まいが成長、変化していくほかありません。
wood 木
木は有害物質を一切含みません。その色や香り、肌触りなどは人に優しく、人の情緒を安定させる作用があります。木は昔から人に慣れ親しんだたいへん身近な存在です。それだけではありません。結露せず、断熱や遮音性にも優れています。木は生きている(自然素材)のですから、その性格を知る事が大切です。木の節と木目(年輪)は木が生きている証であり、今流行の新建材などは、熟練の経験豊富な職人が必要な工法は使わず、住宅メーカーのほとんどは無垢材のような自然素材へのクレームを恐れ、多くの建材メーカーが木を模した製品を生産しているのです。
国産材は高いと思われがちですが、決して高くありません。木の伐採と自然破壊は違います。1本の木を余すところなく使って初めて自然の恵みを生かすことができるでしょう。自然を生かすのは、あなたなのです。
soil 土
たとえば竹小舞の土壁に漆喰やケイソウ土などの左官材料で仕上げた壁。それらには程よい蓄熱・吸放湿性能があり、夏涼しく冬暖かく部屋の中を保ってくれるだけでなく、冬の過乾燥や梅雨時の湿気による不快感を和らげるという働きをしてくれます。もちろん化学物質とは違い、空気を汚染したり嫌なニオイなどしません。それどころかむしろ脱臭吸着能力もあります。木や土・漆喰などの自然素材で包まれた空間は、中に入るとほんのりと気持ち良く、私達の心をほっと和ませてくれます。あなたも是非この自然の贈り物を享受してみませんか。
purity material 無垢材
天然木の無垢床の暖かみのある柔らかさは新建材などとは違い、傷が付き古くなってもむしろそれが味わいとなり愛着が増してくることや、触れてみて気持ち良いと感じられる自然素材を使っていくことが、健康的な住宅を造るうえにおいて、とても重要なことです。木材については無垢のままで使うのが自然の家造りだと思います。新建材や合板の様に、薄くスライスしてしまうことは、自然にとって決して合理的な使い方ではありません。合板化は表面だけに良い木目を見せることで、なるべく多くの人に選んで買ってもらうという商売の都合でしかないからです。
合板化したからと言っても使用する木材の量は変わらないばかりか(質は変わりますが)生産のためには接着剤を含めて、なんと無垢材の8倍のエネルギーを投入しなければならないと言われています。つまり二酸化炭素を生産時に排出してしまうということです。
この様に、合板化は省資源にならないばかりか全く省エネとしては逆行していますし、生活のための完成も破壊してしまうのではないでしょうか。
これからの環境を考えれば、腐らせたり燃やしたりしない限り「無垢材」は何度でも使うことが出来ます。床材の氏名が終わった後もチップとして紙の原料や、最も安全な燃料としても使うことができるのですから。
